プログラマーに必要な最低限の数学力とは

プログラマーになるには数学の知識が必要不可欠だと思っている人は多いでしょう。しかし、実際には必要最低限の数学力さえあればプログラマーになることができるのです。今回はプログラマーに必要な数学力、苦手な数学を克服する方法について解説します。

プログラミングに必要な数学は、実際にはほんの一部です。例えば、プログラマーが日常的に扱う計算は、加算・減算・乗算・除算の四則演算です。また、ループ処理や条件分岐の制御には、数学の知識はほとんど必要ありません。さらに、現代のプログラミング言語には、数学的な概念を扱うための専用のライブラリやフレームワークが用意されており、これらを使えば高度な数学的な処理を扱うこともできます。

なので、数学の中でも代数・幾何・微積分などの高度な分野ではなく、初等数学のレベルで十分です。例えば、変数や方程式、三角関数などを扱える程度の数学力があれば、プログラミングの入門レベルであれば問題なく、少し高度なレベルに進んだ場合でも、必要な知識を身につけることができます。

初等数学のレベルも怪しいという人でも、今からプログラマーに必要な最低限の数学力を身につけることは十分可能です。まずは自分がどの程度数学に弱いのかを正確に把握しましょう。その上で、必要な基礎知識をまとめた参考書や、オンラインの教材を活用することがオススメです。また、わからなかった問題は、解説を読み、繰り返し問題を解いてみましょう。自分で問題を解くだけでなく、他の人の解説や考え方を見ることも大切です。そして毎日続けることが、プログラマーに必要な数学力を身につけられるポイントになります。

数学が苦手だけどプログラマーを目指したいという方は、プログラマーに数学は必要ない!を読むと不安も解消できるでしょう。